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左利きの話

今回は左利きの話です。私自身左利きですが、皆さんの中にも左利きの方はいらっしゃると思います。左利きの比率は世界的には古今東西を問わず約10%と言われています(日本では5%程度だそうです)。なぜ左利きが少数なのかは諸説があるそうですが、はっきりとした理由は判っていないそうです。人生の中でいつごろ左利きになるか、自分自身を思い出しても良く判りませんが、物心ついた時にはもう左手でボールを握っていたようです。

ただし、子供達は全員右利きですから、遺伝的要素は少なく、何か生活習慣や環境が利き手を決めるのでしょう。

左利きが住みにくい国もあります。例えば、インドやイスラム諸国の一部で左手は不浄な手とされており、食事の際には右手だけ使う文化もあるようです。一方、欧米諸国では、左利きの人は、日本より多いように感じました(あくまで感覚的なものですが)。

左利きは生活上不便とみられがちです。確かに、そろばんや鋏、多くの工具は右利きが使いやすい作りになっているものが多いですし、日本ではエレベータのボタンも右側に配置されていることが多いです。ゴルフセットも、選択する種類が少なく高価ですね。地下鉄や電車の自動改札も右側なのは苦労します(時々、カバンと手が交差して立ち往生します)。

しかし、必ずしも不便な場合ばかりではありません。スポーツにおいては有利な場合もあります。特に、野球やテニス、卓球、ボクシング等、直接人と相対する競技はかなり有利といえます。世界王座13回の防衛記録を持つ具志堅用高氏、野球のICHIRO選手や松井選手もレフティですね。左利きは普段右利きとの対戦機会が多いので慣れていますが、その逆は少ないからでしょうか。一方、サッカーのような団体競技には、メリットは無いようです。

私のような酒飲みは、左党とか左利きと呼ばれることもあります。その理由は、昔、石細工職人は左手でのみをもつため、「のみを使う手」=「呑み手」から来たそうです。

本原稿を書いていて、遥か昔の学生時代に流行した麻丘めぐみのヒット曲「わたしの彼は左きき」を懐かしく思い出しました。ピンクレディーの「サウスポー」も楽しい歌でした。

そういえば、最近、左利きを題材にした楽曲がないのは、少し寂しい気がします。

世の中が忙しすぎて、取るに足らない事なのかも、知れませんね。

終わり