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IT植物工場の取り組み

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皆様いかがお過ごしでしょうか?

さて、今回は、最近、何かと話題になることが多い、農業領域でのモバイル・IT技術の応用について書かせていただきます。

先日、山口県宇部市にて、ロケーション社と同じグループ企業である宇部木材株式会社(本社:山口県宇部市)が実証実験を進めている、「IT植物 工場」を視察してまいりました。

このプロジェクトは、宇部市新天町で稼動が始まった野菜水耕栽培の植物工場「ウベモクファーム」です。

ここでは、1年ほど前から準備を進め、山口大学農学部の技術提供を受け、空き店舗を改装したスペースで7種類の野菜を人工的に栽培しています。

室内は24時間体制で、室温20度、湿度60%に保たれたクリーンルームになっており、入室するには、エアシャワーを浴びて出来るだけ無菌化に近づけます。

蛍光灯とLEDライトの光量、室温、湿度、PH値、等の複数のパラメータを最適調整することにより、通常の露地栽培より格段に早いスピードで野菜を生育することが可能となります。

写真の棚が、いわゆる「畑」に相当します。

最近、食の安心、安全に大きな関心がよせられていますが、生育が早いだけでなく、無農薬であることも安心です。

これらの複数のパラメータは、UPR社が提供している3Gを活用した遠隔管理示システム「なんもに」で常時モニターされいるため、できるだけ最適な生育環境に近づけることが可能になります。

事業としてはまだまだ収穫量も少なく、これからという印象ですが、久しぶりに「近未来の世界」を垣間見た気持ちになりました。

将来、宇宙や海洋での生活空間の確保という課題が発生したときには、大事なソリューションになる予感がします。

モバイルITの分野は、人を対象にしたスマートフォンとモノを対象にした、M2M・IOT(Internet Of Things) を今後も大きな柱として益々発展していくでしょう。

今回の事例は、まさに後者の典型といえましょう。

以上